『中学校3年間の英語を10時間でやり直す本』をやりきった!
【中学校英語を学びなおそうと思った理由】
書店にいくと、割と目立つところに置いてあるのが、「やり直し英語」の本だと思います。
それだけ多くの人が、私のように一度英語から離れたけれど再び学習したいと思ったり、学習する必要に迫られたりしているということです。
英語の勉強は英文法を学ぶことが大事だということを知った私は、遠回りに見えるかもしれないけれど、基礎から学びなおすことを決意しました。
でも、相変わらずやる気が続かない私は、「やり終えた」という気持ちを持てる。つまり、難易度があまり高くなく、分量もそれほど多くない教材をしたほうがいいことに気付きました。
そこで挑戦したのが、『中学校3年間の英語を10時間でやり直す本』です。
発行年が2010年とやや古いのは、私が6年前に買った本だからです。
以前書いたように、不定的に訪れる私の英語学習熱が高まったときに、「もう一度イチから英語を学習しなおそう!」と決意して買ったものなのです。
当時は何となく目を通しただけで、そのうち面倒くさくなって「いつかやるぞ」と思いつつ、長年放置していました…。
B5版サイズで126P、文字サイズも比較的大きめで行間も広めというように、それほど分量が多くないにも関わらずです。
今思えば、モチベーションが上がらなかった原因として、具体的な目標がなかった ということが挙げられると思います。
それと、わからないから学びなおしたいのに、分からないところがあるという自分を認めたくないという矛盾した思いもありました。(我ながら面倒くさいやつです(´Д`))
今回はTOEICを受けるという具体的な目標があるのと、少しではあるけど毎日Duolingoをして英語に触れている自信もあって、やり直し&力試しという思いでこの本に取り組みました。
【本の評価・感想】
この本は全8章、42のレッスンで構成されています。
章ごとに分量は異なりますが、1レッスン中に幾つかの項目があります。1つの項目が終わる毎に小テストがあり、学習内容が確認できます。
さらに8つの単語テストと、総復習テストがあります。
このように、構成的には、他の多くの学習参考書と同じ方式だと思います。
見た目も黒1色刷りで、人気の参考書『FOREST』のように、カラフルでもなければ、イラストもないという地味な作りです。
しかし、そのシンプルさが私にとっては続けやすいものでした。
なぜこのときはこうなるのか、という説明は最低限にとどめてあるようでしたが(表紙カバーにも「エッセンスだけを効率的に学びたい」とあります)、ポイントの説明がわかりやすく、十分納得できるものでした。
英語学習は慣れの問題もあると思うので、1つの疑問点にこだわって先に進まないよりも、ある程度理解したらどんどん先に進むことで、以前の疑問が解けることもあります。理屈ではなく、このときはこういう用法でいくというパターンが掴めるようになるような気がします。(抽象的な表現で申し訳ないです…)
また、「10時間でやり直す」と本のタイトルにあることで、だらだらと学習することなく、時間を測って集中して取り組めたのも良かったです。
ちなみに私はこの本を1冊やり終えるのに、延べ1週間、約7時間かかりました。
やり終えることができたことと、学習時間が10時間を切ったことで、自信が持てました!!(∩´∀`)∩
もう1~2周この本を学習し直したら、以前紹介した『TOEIC TEST 英語勉強法 TARGET600』にあったように、中学校用の英文法問題集を解いて学んだ内容が定着しているか確認したいと思います。
同じ筆者で『高校3年間の英語を14時間でやり直す本』という本も発売されているので、次はこちらに挑戦したいです!Σd(´∀`)
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