keronote’s blog

本の紹介、英語学習の記録を中心に、PC・スマホ関連、日々の生活のお役立ちネタも交えながら色々と書いていきます。少しでも楽しんでいただけたら、また何かの役に立てれば幸いです。

初めてTOEICテストを受ける人におすすめ!『改訂版 できる人のTOEICテスト勉強法』

この夏に初めてのTOEICテストを受けたいと思って半年が経ちます。

仕事上どうしても必要という訳ではなく、受験しなければならない義務はないのですが、一度受けて自分のレベルを知りたいと思い、TOEIC受験を決意しました。

 

目標にしていた夏になったものの、している勉強と言えば少しの単語学習と文法学習のみ。

まだ一度も模試などを解いたことがありません。

それでも一度受験してみるのも、自分のレベルを知るという点では意味があるのかもしれませんが、費用の問題もあるので、やはりもう少し先延ばしにしたいと考えるようになりました…(´Д`)

 

毎日単語や文法の勉強をしているうちに、少しずつ英語の知識がついていっているとは感じますが、このまま受験しても大したスコアは期待できないだろうなとぼんやりと考えていたなか、この本に出会いました。

 

改訂版 できる人のTOEICテスト勉強法

改訂版 できる人のTOEICテスト勉強法

 

 

 『改訂版 できる人のTOEICテスト勉強法』

 

読んで痛感したのは、いかに自分が準備不足であるかということです。

自分の実力を知りたいという曖昧な気持ちだけで、「スコア600点突破!」であるとか、「さらに高得点を目指して転職したい!」などといった具体的な目標がなかったので、いかに点を稼ぐか、TOEIC受験に即した勉強をするかということに無頓着であったことに気づかされました。

 

著者は すみれ塾というTOEIC教室や配信しているメルマガが人気で、多数出版されているTOEIC本も人気のようです。

この本は2014年発行なので、2016年5月からの、新形式問題には対応していない部分もあります。

しかし、TOEIC受験を一度もしたことのない私にとっては「TOEIC受験のための勉強法」を知るために、有意義なものでした。

 

構成は以下の全6章から成ります。

第1章 TOEICテストの今を知る

第2章 効率的な勉強法をマスターする6つのステップ

第3章 リスニングセクションの攻略法

第4章 リーディングセクションの攻略法

第5章 実録!できる人のTOEICテスト奮闘記

第6章 よくある質問にお答えします

 

3、4章については先に述べた通り問題形式が変更となったため、そぐわない部分もあるかと思います。(実際に試験を受けたことがないため、憶測でしかありません。)

しかし、パート1~7それぞれについて書かれた出題の傾向と解答(選択)のコツは、未受験であっても「おっ、これらのコツを知っていれば、問題文が難しいとはなからあきらめることなく、解答できそうだ」と思えるものでした。

やはり、受験である以上、いかに多くの得点を得られるかが最重要になってきます。その為には、地道に単語や文法の学習をする、英語の記事やニュースに触れるなどということも大事ですが、点を取るためのコツも蔑ろにはできないのだと気づきました。

 

また、体験談とQ&Aが多いこともこの本の特徴だと思います。

私は周囲にTOEICテストを受ける人もおらず、スクールに通っているわけでもないので、他のTOEIC受験をされる方が、どのような志を持って受けているのかということ、具体的な学習方法や時間を知ることができ、とても参考になりました。

 

勉強をして800点~900点以上の高得点をとることで世界が広がったという体験談を読みやる気があがりましたが、ここまで勉強しなければならないのか!という恐怖におののくこともありました(苦笑)

 

体験談にあげられた皆さんは共通して、TOEICで高得点を取ることは夢を叶えるための通過点と考えているようでした。

800点以上とっても英語力があるという認識はほとんどなく、これを土台にスピーキングやライティングをこれから頑張りたいという謙虚さとどん欲さに驚かされました。

 

私も英語が話せるようになりたいという漠然とした思いはありますが、一度に全ての英語力を身につけたいと欲張らず、まずはTOEICの学習に集中しようと決意を新たにしたのでした(=゚ω゚)ノ

以下は、私の心に残った言葉です。

 

TOEICの試験にはノウハウはあります。しかし、近道はありません。」

「正しい方法でやるべきことをやる」