パート+アルバイト。ダブルワークはじめました!
こんにちは、オフィスけろです。
唐突ですが、私がアルバイトを始めて1か月が経ちます。
■なぜアルバイトをしようと思ったのか
私はフルタイムパートとして、毎日8時間働いています。
給与形態は社長からの提案と話し合いの結果
4月より固定給にしていただきました。
もともと、数年前に4時間のパートとして採用してもらい
その後私が生活に困っていた事を汲んでいただいて
現在の勤務形態にしてもらったのです。
仕事内容も自分に合っていると思うし
人にも恵まれ
本当に感謝しかないです。
でも、この生活をいつまで続けられるのか…
と考えたとき、正直心もとないなと感じました。
もし何らかの理由で働けなくなったら
たちまち生活が立ち行かなくなるのは紛れもない事実で
私はそのことからずっと目をそらし続けていました。
そういう経済的な理由と同時に
何となく感じていた閉塞感から抜け出したくなり
自分を変えたい
新しいコミュニティーへ飛び込んでみたい
と思うようになったのです。
最近副業をしている人が増えているというネットニュースを見たことも
私の気持ちを後押ししてくれました。
■会社の許可を取ろう!
そうと決まればあとは実行あるのみ!
まだどんなアルバイトするか考えていませんでしたが
まずは副業が可能かを社長に尋ね
「問題ない」という回答をいただきました。
アルバイトの掛け持ちはよくあること。
パートとアルバイトの掛け持ちも多分それほど珍しくない筈…。
とはいえ、気持ちよく働き続ける為にも
事後報告ではなく、先に相談するべきだと思ったのです。
さて、快い返事をもらったので、後は実際にアルバイト先を探すのみです。
でも、私はかなりの面倒くさがり&小心者。
さらに大変なことは先送りにしてしまうタイプなのですが
今回アルバイトをすることを他人(社長)に宣言したことで
後に引くことができなくなりました。
面倒なこと・大変そうなことは後回しにするのが常な私ですが
いつまで経っても実行しない=嘘つき
と思われるのが嫌な一心で、バイト探しを頑張りました。
■副業が珍しくない時代
その後、無事にアルバイト先が決まりました。
もちろん、面接時にはまず、ダブルワークをしたいという旨を
伝えました。
実際に仕事を始めてから分かったのですが
掛け持ちで仕事をされている方が数人いらっしゃいました。
ホッとすると同時に、やっぱりダブルワークは珍しくないんだと
実感しました。
また、アルバイト先では「兼業証明書」という書類の提出がありました。
兼業している職場名・住所・就業時間を書くという簡単なものです。
こういった書類があることからも、兼業の人が一定数いるということを実感し
励みになりました。
兼業が珍しくないのなら、もっと早くに挑戦すればよかったとも思いましたが
過去にさかのぼってやり直すことはできないので
これから頑張るのみです!
■言葉のマジック
それにしても、言葉が変わることで同じ内容のことでも
受けるイメージはかなり違います。
トリプルワーク、ダブルワークなどというだけで、
洗練された、何だかすごいことをしているような、
ものすごいキャリアを積んでいっているようなイメージさえ浮かびます。
(個人の感想です)
「二足のわらじ」なんて言葉は、ことわざとはいえ、
今の時代にそぐわないのかもしれません(;´Д`)
昭和生まれの私ですら実際に履いたことはないですし…。
そもそも仕事のかけもち自体は私の子ども時代からありました。
私の実家は昔兼業農家で、
父も母も外で働いて給与を得つつ、帰宅後や休みの日は
農業や山仕事にいそしむという忙しい日々を送っていました。
でもそれはうちだけではなく、近隣の殆どの家庭がそうでした。
子どもの頃の私にとってはあまりに当たり前すぎて
いつも忙しくてなかなかじっくり話を聞いてもらえないとか
旅行に連れていってもらえないという不満はあっても
その大変さを労う気持ちは持っていませんでした。
働いたことがない、子ども時代のこととはいえ
あまりにも自分本位すぎたと、反省することしきりです。
今ダブルワークをしている私ですが
当時の両親の仕事量には到底及ばないと思っています。
この歳になりやっと両親の偉大さを知り感謝できるようになったというのも
情けない話なのですが…。
話が大幅に反れて、私自身の反省会となってしまいました。
話を元にもどして
「かけもち」という言葉からは、経済的に困っている状況を
改善するための仕事というイメージが浮かびます。
それに対し、「ダブルワーク」などという言葉からは、
自分のスキルを高めるための第二、第三の仕事に
向学心をもってチャレンジするという前向きで明るいイメージが浮かびます。
働き方の選択肢が増えたことによって、
経済的理由以外の働く理由が占める割合が増えているように感じます。
■意外と見落としがちなこと
仕事を選ぶときに重視することは人それぞれだと思いますが、
一番に考えるのは「何をするか」ということではないでしょうか。
やりたい仕事を見つけて、幸いにもそこで働き口を得ると
「よっしゃ~、バリバリ働くぞ!!」
「こんな自分になるぞ!」
と、やる気がみなぎってきます。
でも、その仕事を続けていこうと考えたときに重要になってくるのは
人間関係だったりします。
ダブルワーク、トリプルワークをするということは、
単純に考えると人間関係も倍、気を使うことになります。
「心地いい人間関係」は人それぞれです。
みんながみんな社交的ではありません。
年齢も環境も経験もみんな違うのだから、
接し方も一人一人違って当然です。
自分の定規に無理に相手を当てはめない。
仕事に支障がでない程度に、適度な距離感をもって接するのが、
長く仕事を続けるためのコツです。
■まとめ
・メリット
収入源を複数持つことで、もしものときのリスク回避(分散)ができる
スキルアップなどに、相乗効果が期待できる
(それぞれの仕事にとっていいカンフル剤となる)
より多くのスキルを身につけることができる
多くの人と出会える、考え方を知ることができる
・デメリット
休みが減る
スケジュール管理に気を付けなければいけない
無理なスケジュールを組みすぎると、体調を崩す原因に
覚えることが多くて大変
メリットもデメリットも、結局は考え方次第です。
仕事のかけもちをすることがプラスになる人もいれば、
忙しさに終われて体調を崩すなど、マイナス面が大きく出ることも
考えられます。
私の考えとしては、良い面、悪い面がそれぞれあるけれど、
一歩踏み出して、今見ている景色と違う景色を垣間見ることをお勧めします。
今すぐ役に立たなくても、考え方のバリエーションが増えたり、
新しくスキルを身につけたりすることは
きっと何かしらの糧になる筈です。
具体的な夢や目標がある人
何となく今の生活や自分を変えたいと思っている人
一歩踏み出して
ダブルワーク始めませんか?