フォトリーディング超速読術
- 作者: フォトリーディング公認インストラクターズ
- 出版社/メーカー: フォレスト出版
- 発売日: 2010/09/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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▶脳の力を最大限に生かした読書
速読という言葉は知っていましたが、今まであまり興味がありませんでした。
なぜなら私は速読に対してこのようなイメージを持っていたからです。
・一心不乱に読む
・読んでいる(集中している)ときの目の動きが怖い
・早く読むことだけに重点を置き、ストーリーが楽しめなさそう
でも、早く読めれば沢山読めることには違いないので、否定的な感情を持ちながらも気になるアイツという感じでした。
そんな中、目にとまったのがこの本です。
フォトリーディングという名の通り、本全体を目に(脳に)焼き付けていくような方法で本を読んでいきます。
そんなこと人間にできるの!?眉唾じゃない!?と思いますが、できるんです!!
人間の能力って計り知れないですね(顔)
ただし、やはりというか訓練は必要です(;´Д`)
楽をして何かを得ようと思うのは間違っているのですね。。。
どんな厳しい訓練かというと、実はそれほど難しいことは書いてありません。
やるかやらないかですね。(日産のCMで永ちゃんも言っています(`・ω・´)ゞ)
それではその内容について。
フォトリーディング
正式名称は、フォトリーディング・ホール・マインド・システムといいます。
フォトリーディングは以下のような流れで行います。
1. 準備
目的設定-文書を読んだ結果、最終的にどうなりたいかなど
集中(みかん集中法)
2. 予習(プレビュー) (1分)
自分の目的に見合った価値があるか査定する
3. フォトリーディング (見開き2秒)
※フォトフォーカス―文章を読まずにページ全体を視界に入れる→本の綴じ目に第3のページ(ブリックページ)が見えてくる
始めのアファメーション(肯定的自己暗示)達成できる目標の設定
4. 終わりのアファメーション
5. 復習(ポストビュー) (8~12分)
フォトリーディング後すぐにする。熟読しない
調査する
トリガーワードをみつける(20~25個)
質問づくり
6. 活性化(アクティベーション) (書籍の場合:40~60分)
生産的休息
質問の見直し
スーパーリーディング&ディッピング
(マインドマップ)
(高速リーディング)
一番のキモは、「ブリックページ」というものが見えるようになるということです。
これは一時期視力回復法として流行ったマジカルアイの立体視と同じ方法のように思います。
ちなみに私はブリックページは何とか見えましたが、長時間その状態を維持することはできませんでした。
これができるようになって初めてページ全体を視界に入れる、フォトリーディングができるようになります。
私はここに書かれでいるような完全なフォトリーディングはしていないのですが、1の目的設定をやってみたことで、「この本を読む目的」というものを意識して読み始めるようになりました。
また、最初に目次を通読することで、本全体の流れと書いてある内容が最初にインプットされるので、本文を読んだ時の理解力が高まったように思います。
そして理解のスピードが早くなった結果、眼球の動き等の特別な訓練無しでも、読書の速さがアップしたように思います。
さらに6の生産的休息についても共感を覚えました。
一度読んだだけ、やってみただけでは理解できない、身につかないようなことも、少し時間をおくことで自然と問題点や疑問点がうかびあがってきたり、できるようになったという体験は私も何度もしてきました。
本だったら著者が言いたかったかったことがスッと理解できたり、スポーツだったら、今まで練習を何度繰り返しても成功しなかった技や動きなどが自然とできるようになったこともあります。
しかし、読書にかける時間自体は短くてすみそうですが、読んだあとのトリガーワード作りや質問の見直し(マインドマップ作り等)本の内容の脳内整理にかける時間がかかるのではないかという懸念を持ちました。
面倒くさがりの私がその壁を乗り越えられるかどうかが、フォトリーディング術習得の成否につながると思います。
早く、沢山の本を読んで、このサイトの記事を充実させたいなあという思いは持っているのですが。。。ε-(´ω`●)
<まとめ>
速読は一日にして成らず
目的を設定して本を読もう