テレビから学べることもある!めざましテレビで紹介されていた天才小学生に、「自分が素直に楽しいと思えることを頑張りたい」という気持ちをもらいました。
ここ3年ほどテレビのない生活(見ないのではなく、文字通りなかったのです)を送っていましたが、NHKの受信料を半強制的に払わされるようになって以降、急激にテレビっ子になった私。
だもんで、以前はネットで情報収集していたのが、何となくつけていたテレビを見て気になったと思うことが必然的に増えています。
そんな中、最近「現役東大生に聞きました!」という番組が多いと感じていました。
4月の入学シーズンの余韻をいつまでも引きずっているなと思いながらも、
「東大生の勉強法」と聞くと、どうしても気になって見てしまいます。
東大生は勉強している
それらの番組を見てわかったのは、元々の頭の良さはいくらかあるかもしれないけど、皆とにかく長時間勉強しているということです。
それは入試に向けての勉強ではなく、入学後もとにかく時間を見つけて、或いは時間を作り出して勉強しているのです。しかも、一日1~2時間ではなく、4~5時間は勉強している人が多いようでした。
私はといえば、料理・洗濯・掃除などの雑事を済ませて余った時間は、何となくのテレビ鑑賞やネットの閲覧、ゲーム、お昼寝などに費やしてしまいます。
こんなに頑張っていない状況で、夢を実現できる自分になりたいというのは到底無理だと思います。
「東大生も勉強している」
こんな当たり前なことにやっと気付いた私は、やっと真剣に時間の捻出法を考えようという気持ちになれました。
天才小学生
そして今朝は、東京都武蔵野市にある聖徳学園小学校の、小学2年生の女の子のすごさにただ驚くばかりでした。
めざましテレビの一コーナーで、Hey! Say! JAMP の伊野尾慧がインタビューした、
「無針弧ンパス」を発明して、第74回全日本学生児童発明くふう展において最高賞 恩賜記念賞賞を受賞したという小学生。
彼女の発明も発明品の説明も素晴らしく、その為の研究ノートもすごかったのです。
発明のきっかけ、研究の経緯、表、イラスト、グラフ、数式まで、バッチリ書いてあります。
大人による指導や、本などを参考することはあったとしても、研究結果はこのようにまとめなさいと言われたのではなく、研究結果を正しくわかりやすく伝える為にはこれだけの資料が必要だと感じて、自主的に作り上げたという自信が感じられました。
ルートを使った計算式が書かれていたり、「このr¹に数値を代入するのがたいへんでした。」と説明しているのを聞いたりして、「「代入」って言葉、久々に聞いたな。しかも小学校低学年の子の口から聞くなんて。。。」と、思いました。
ちなみにこの女の子の好きな方程式は「三平方の定理」だそうですΣ(゚Д゚)
けれど、小学生らしさもあってかわいいし、年上の伊野尾くんへの気遣いもある。
しっかりとした受け答えをするけれど、ほのぼのとした雰囲気で微笑ましさがありました。
こういうエリート小学生って大概鼻につくのですが、今日見た女の子はパッと見は、エリートっぽい落ち着いた佇まいを醸し出しているんだけど、インタビューを見ていると、とにかくすごさが桁違いすぎて、普段どんな生活をしているのか、生まれたときからこれまでどのようなことをしてきたのかを知りたいと思いました。
子どもに英才教育を受けさせたいとは思わないので、単に未知の世界を知りたいという興味本位からです。(;´∀`)
私はネガティブで、恵まれた才能と環境に嫉妬するということが結構多いのだけれど、そんな考えを微塵も寄せ付けない、圧倒的な凄さを感じました。
自分が興味を持っていることを、楽しむ気持ちを持ちながら、真剣に、全力で突き詰めていくことができたら、時間はかかっても成し遂げることができるのかもしれないと思った。
ちっちゃな天才、ありがとう!
天才小学生を見て素直にすごいと思えるようになった自分の成長にも感無量です。
この世に生まれて40数年…
ものすっごい時間かかったな~(・´з`・)
伊野尾君も素晴らしかった
この女の子のすごさを素直に受け止められたのは、インタビュアーの受け答えのうまさもあるんだな~と、これまで名前くらいしか知らなかった伊野尾君のことをネットで調べてみて思いました。
何となく頭の良さを感じて、ジャニーズに大学出の子がいたよな~と思い調べたら、ずばり伊野尾君でした。
勉強ができる=頭がいい ではないけれど、伝えるという仕事をするにあたって、相手の魅力をうまく引き出せるということは本当に大切だと感じます。
気遣いを感じさせない気遣いができる頭の回転の良さとでもいいますか。
このコーナーは、インタビューする側もされる側も素晴らしかったのです。
朝からいいものを見させてもらいました(´艸`*)
テレビ礼賛
テレビを見るのに特別なスキルは必要ないし、ああ面白かった!で終わることが多いです。だからこそ息抜きになるのです。
でも、それをきっかけにもっと深く知りたいと思って色々と調べ、こうして記事にすることで、より自分の記憶にとどめることができたり、新しいことを知り・考えたりすることにつながります。
ゲームと並んで「時間泥棒」のように言われ、最近面白くなくなったと言われることの多いテレビも、捨てたものじゃないです。
そんな訳で、これからもテレビネタを記事にすることが多々あるかと思いますので、よろしく願いします。
一緒に楽しんでもらえたらと思っています(*’ω’*)
【※追記】
本日5月26日も、めざましテレビの「いのおちゃん研究所(ラボ)」で、聖徳学園小学校について紹介をしていました。
小学2年生の男の子と五目並べ対決をした伊野尾君。
意外とゲキ弱でした Σ(゚д゚lll)
でも、子どもたちと対話する姿はやっぱり、子供に寄り添っていて素晴らしいと思います。
よく言う、「子ども目線で」という作られた感が全くないので、見ていて本当に微笑ましいです。
自然体で子どもたちと対話できる大人(お兄ちゃん?)の存在って、子どもにとっては本当に貴重で嬉しいことですよね。
そんな伊野尾君は五目並べ対決に負けて、「俺の方がもてる!」と豪語していました。
そりゃそうだよね~(≧∇≦)
来週は同小学校の知能訓練について紹介されるそうです。
【※6/2日追記】
先週、先々週に引き続き聖徳学園小学校の知能教育についての記事です。
3部作(?)もいよいよ今回で最後だと思われます。
今日はこの学校で行われている知能訓練の中から、「見通し立体パズル」、「言葉の転換遊び」というものが紹介されていました。
「見通し立体パズル」は、幾つかの立方体が様々な形に合わさったピースを組み合わせて、見本の形を作るというもの。
「言葉の転換遊び」は、例えば「かさ」という言葉があれば、「逆さま」「カサブランカ」「高さ」など、それが含まれた別の言葉を連想していくというものです。
いずれも「考える力」をつける為の訓練で、考える力がアップした上で勉強すれば、勉強の効率が上がるそうです。
どちらのも初めて見たり聞いたりするものではありませんでしたが、この訓練を低年齢時から継続して行っているということがポイントなのかなと感じました。
考え方にも、コツや方法があると思います。
それに気づくという経験をしていることは様々なことを学び考える上で、他のそのような経験をしてこなかった人より一歩や二歩、またはそれ以上先をいくことができるのは当然です。
また、今回の取材の様子を見て感じたのは、質問されたことに対する受け答えの素晴らしさです。自分の考えを、何故そう思うのかという理由を交え、単語ではなく、文章にして即座に返せるというところに、「頭のよさ」を感じました。
でも、嫌みなところはないんですよね。「できること」を鼻にかけた感じは全くありません。
明るくにぎやかで元気な小学生の楽しそうな様子に、子どもが楽しいと思える教育をされていることが窺えました。
子どもの能力を引き出すには、考える力を楽しみながらつけさせてやることが一番ですね。考える力さえあれば、あとはどのような分野にも応用がきくのではないでしょうか(・´з`・)
このような私立の学校だけでなく、公立の学校にもこのような学習が取り入れられたらと思いますが、週休二日制ではやはり厳しいのでしょうね~(´Д`)
また、鉄道研究部の活動内容の紹介も面白かったです。
これは「高校生たちが「鉄道模型コンテスト」に向けてアイデア豊かで精緻なジオラマ作りをする」といったものとはまた趣が違っていました。
子どもたちはジオラマ製作をする子、模擬コントローラーを使って運転をする子、車掌アナウンスをする子、発車・到着メロディーをピアノ演奏をする子など、役割分担がバラエティーに富んでいました。
その真面目に取り組んでいる様子、一人一人が楽しんでいる様子、完成度の高さが素晴らしかったです。
「どこに出しても恥ずかしくないテツになれそうだな。」と思うと同時に、
「楽しいと思えることに真剣に取り組む気持ちを、大人になっても忘れないでね。」と、おばちゃんは密かにエールを送ったのでした(´艸`*)