氏神様にやっとご挨拶できました。
この家に引っ越してきてもう数年が経ちます。
気になりつつも、なかなか行く機会がなかった氏神様に、
やっとお参りすることができました。
私は、仕事に行くのも買い物に行くのも、移動は常に車。
運動不足なので、たまには近所を散歩してみようと思いたったのです。
どうせ歩くなら何か目的があった方がいいと思い、
神社にお参りすることにしました。
以前、神社庁のホームページで氏神様を検索したとき、
おおよその場所は把握していたのですが、実際に行ってみて、
思った以上に近くだったことに驚きました。
「こんなに近いのならもっと早くに訪れてご挨拶しておくのだった…。」
と思いましたが、過ぎたことを後悔しても仕方ありません。
※広島県の神社庁はこのようなページから、氏神様が検索できます。
神社庁は各都道府県にありますが、独自サイトを持たない神社庁もあります。
詳しくは神社本庁のサイトを参考にしてください。
さて、夕方、日没まであと1時間たらずというときに訪れた神社に
参拝客はいませんでしたが、
もうすぐ見ごろを迎えるあじさいが沢山植わっていて、
重厚な佇まいのなかにパッと明るさもある、とてもいい雰囲気の神社でした。
勝手ながら、
「やっときたの?よく来たね~。」
と歓迎してくれていると、感じました。
(そう感じたかったというのもありますが、
とても心地よく感じたことは確かです(・´з`・))
ご神木らしき木の幹にぺたりと手を付けたり、周りの景色を楽しみつつ、
わくわくする気持ちと、誰もいないことに却ってドキドキしつつ、
石段を登っていきます。
随身門(ずいじんもん)をくぐって手水場でお清めをし、本殿へ
…と、そこは何だか見たことがある風景。
そう、以前の氏神様だった吉備津神社にそっくりだったのです。
↑この景色、そっくりです!
私はあまり多くの神社に参拝したことがないのでよくわからないのですが、
神社はどこでも似たようなつくりなのでしょうか。
また調べるか、実際にあちこち訪れるのがよいと思いますが、
それにしてもあまりにそっくりで、
誰もいない境内で1人にやにや(いやニコニコ?)
笑いが止まらないのでした。
散歩のつもりでお金を持ってきていなかったのですが、
黙って帰るのもなんだと思い、こっそりご挨拶をしました。
お賽銭を入れない後ろめたさがあったので鈴は鳴らさず、
拍手もこっそり。
でも、ついお願い事をしたくなるのをぐっとこらえ、
「いつもありがとうございます。」
とだけ、心の中で唱えました。
参拝者名を記帳する台帳がありましたが、
後日お賽銭を入れたときに書かせてもらおうと思い、
神社をあとにしました。
それにしても、こんなに吉備津神社(通称:一宮(いっきゅう)さん)にそっくりなのに、お参りでなく散歩に訪れる人にも会わなかったのはちょっと寂しかったです。
でも、私が引っ越し先をここに決めたのも、
何か縁があってのことだったのだと納得でき、
心がぽかぽかと温かくなりました。
霊験あらたかと言われる有名な神社へも参拝したいのですが、
氏神様へのお参りの良さを感じた日でした。
今度は忘れずお賽銭をもって行き、
きちんと住所と姓名の報告とお礼を伝えたいと思います!
お願いごとはまたその後で(*´ω`*)
1番人気はスラィリー!
こんにちは、オフィスけろです。
皆さんはカープガチャ知っていますか?
マツダスタジアム限定販売のガチャで、
選手の顔を描いたペットボトルキャップが入っています。
1回500円で回せ、ガチャの容器はもちろん真っ赤。
全9種類ありますが、これを全種類揃えるのはなかなか至難の業です。
何せ2017年の今年は、ここ最近のカープ人気と、前年のリーグ優勝もあって、とにかくチケットが取れない!!
だから、球場に行けるだけでもラッキーなのです。
そんな中ガチャを回し、全種類揃えるのがいかに難しいか…
といっても、私自身はガチャをしていません(;´∀`)
ガチャに挑戦しているのは知人なのですが、ダブってしまったペットボトルキャップを1ついただきました。
侍ジャパンの忍者、菊池涼介です。
という訳で、自力でコンプリートするのは難しい、また球場に行けないという人の救世主となるのが、オークションやフリマです。
ガチャの特性上、どうしてもダブリは出てしまうので、結構沢山出品されています。
ヤフオクを検索したところ、5月下旬現在の平均落札価格は、送料込みで800円程度でした。
つまり、買った値段とほぼ同額で売れているのです。
これはなかなか嬉しいことだと思います!
売上で別のカープグッズを買うこともできるんですから*1
そんな中、他の選手より頭1個飛び抜けた価格で落札されているガチャが!!
そう、
それは球団マスコット、スラィリー!
彼(でいいのかな?)のガチャは何と1200円~の高値で落札されているのです。
しかも入札件数も、断トツです。
まあ、やっぱりマスコットはかわいいですから(о´∀`о)
どんなに選手が優秀だろうが、イケメンだろうが、キャラクターには太刀打ちできないのかなと。
先日私自身が観戦に行ったときも、撮った写真はほぼスライリー。
バズーカーを打つスラィリー
セグウェイを乗り回すスラィリー
ヒーローインタビューの横でちょっとふざけるスラィリー
遠くから撮ったので、豆つぶのようなスラィリー写真が、私のスマホにはたくさん保存されています。
このガチャの落札価格を見るに、スラィリーの魅力に取りつかれているのは、私だけではないということが分かります。
選手を食わんばかりの人気者、スラィリー。
いつも一緒の、ものすごく目立つ黒子2人も面白さを加速させています。
年に1度のカープ観戦、来年もやっぱりスラィリーに会えるのを楽しみにしたいです。
球団最強戦士は君だ、スラィリー!
※この記事を書いて初めて気づいたのですが、
SLYLYは、
スライリーではなく、
スラィリーなのですね!Σ(゚Д゚)
*1:´艸`*
ハンドメイドフーズ!
こんにちは、オフィスけろです。
最近耳にして気になった言葉があります。
それは、
「ハンドメイドフーズ」
この耳慣れない言葉は、ラジオから流れてきた、とある住宅展示場イベントの告知で使われていました。
一瞬、何のことかわかりませんでしたが、要するに「手作りの食べものを売っていますよ」
ということです。
手作りって、ある程度下ごしらえがしてあるものでもいいのか、イチから作ったものをいうのかという疑問はさておき、
気になるのはそのハンドメイドフーズという言葉です。
「ハンドメイド雑貨」「ハンドメイド小物」「手作り服」などという言葉は聞きますが、
「ハンドメイドフーズ」なる言葉はこれまで聞いたことがありません。
ちなみにGoogle先生に尋ねてみたところ、ハンドメイドフーズと完全一致するサイトはヒットしませんでした…。
ハンドメイドというワードは数十万件ヒットするものの、その後に続くのは雑貨や服が殆どです。
ハンドメイド作品を扱ったイベントでフードコーナーもありますといった紹介はあるものの、それを「ハンドメイドフーズ」という言葉で表したものはありませんでした。
「ハンドメイド」と「フード」
よく耳にする2つの言葉が合体するだけで、こんな不思議な響きを醸し出すなんて…
日本語をカタカナ(英語)で表すことで、ちょっとおしゃれ感が演出できることは多々あります。
最近流行っているものでいえば、「朝市」を「マルシェ」と呼ぶことで、客層がぐっと若返ったような印象を受けます。
これは、名称を変えたことによる成功例の一つといえるのではないでしょうか。
ではハンドメイドフーズという言葉はどうなのか。
先に挙げたように、それが指すものが何かがよく分からないという理由から、浸透しないのでは…というのが私の考えです。
でも、何が流行るかわからないのが世の常。
今は耳慣れないと思っていても、それがアタリマエになることって結構多いものです。
という訳で、今後のハンドメイドフーズの動向に注目!!
です。
楽園のカンヴァス
図書館でぶらぶらと読みたい本を探している時、ふと目にとまったのがこの本だ。
以前、どこかでお薦めの本として紹介されていたのを記憶していたからだと思う。
タイトルから、美術に関するストーリーだということが想像できた。
でも残念ながら、私には美術に関する知識は殆どない。
美術館・博物館に行った回数は、残念ながら片手で足りてしまうほどだ。
でもあれだけ絶賛されていたし、たまにはいつもの自分なら選ばないような本を読んでみたいと思って手にとった。
読み始めると、美術の知識に疎い私があっという間に物語に引き込まれていった。
美術作品をモチーフにしているが難解な専門用語が多い訳ではなく、ミステリーの要素があることで先の展開が気になり、気がつくと知識不足を気にすることなく一気に読み終えていた。
また、完全に私の主観ではあるけれど、この本全体を通して感じたのは、選ばれた言葉が美しくどこか優しいということだ。
私にとって、専門的で敷居が高く身構えてしまうようなテーマだったにも関わらず、
情景がありありと浮かび、音楽さえ聞こえてくるように感じられるシーンもあり心が躍った。
そして、優しいだけでなく、ほとばしる情熱と愛に満ちた物語だった。
その対象が作品であれ、人であれ、真に愛するということはこういうことなのだと思い胸が震えた。
もちろん密やかに育み、パッと見では分からないような愛情もあるだろう。
でもそれが真実の愛ならば、芯の部分では情熱の炎が燃え盛っているに違いない。
近代芸術の萌芽がどれほどすごいものなのかは正直わからない。
けれど、新しい時代の到来を感じさせる鼓動が伝わってくる中盤~終盤の展開は本当にわくわくした。
タイムスリップをして、自分自身が新しい時代の目撃者となっているかのように感じた。
最後に幾つかの謎が明かされ、それはそれでもちろん面白かったのだが、やはり物語の終焉にむかって加速度的に増す、新しい時代が到来を予感させる独特の空気と、自分が信じたものに対して全てを傾ける情熱と愛に打ち震えた。
若い頃から数年前までの私は、本気になることについて、少し冷めた目で見ていた。
でも本当は、本気になる対象を見つけられないだけだったのだと、漸く気がついた。
興味の対象が何であれ、自分の全てを注ぎたいと思えるものに出会えることの素晴らしさを、この本は教えてくれた。
そして、誰かの為に生きるということの素晴らしさを。
見返りを求めず、自分の全てを捧げることを。
これは壮大で深い愛の物語なのだ。
私の持つ美術館のイメージとは、静謐で若干の緊張感を覚えるというものだ。
でもそこに展示されている作品たちは静かな情熱を秘めている。
相反するものが一所に存在するという緊張感に、たまには触れてみるのもいいかもしれない。
この本の舞台の一つでもある大原美術館は、1時間もあれば行ける距離だ。
美術作品に対する知識を持たない私だけれど、何か感じとれるものがあるかもしれない。
週末にでも行ってみるか。
『乙女の教室』
先日紹介したアドラー心理学についての本は、今まで読んできたどんな自己啓発書などよりもシンプルに、私がこれまでの人生でうまくいかなかったことの原因が書かれていた。
そしてこれからの自分がどうあるべきか、という指標が示されたと感じたので、今後こういった“生き方に”類する本を読んでも、今回味わった衝撃と感動を受けることはないだろうと思った。
しかし、その思いもまだ冷めやらぬうちに、それとはまた違う衝撃を受け、
「私はこう生きたい」と感じられたのが美輪さんの本だ。
美輪さんの言葉はとても美しい。
柔らかく、
強い。
読んでいると、美輪さんの温かく、でもパッと鮮やな花々で彩られた世界に包まれているようだった。
美輪さんの言葉はその中で、一対一で話しかけられるのではなく、部屋の中に自然と響いてくるという感覚。
読んでいる間は異世界にトリップしているような浮遊感を感じた。
ちょっと大げさかもしれないけれど、間違いなく私はそう感じたし、そんな夢のような雰囲気を感じながらも、美輪さんのメッセージはハッキリと私の胸に刻まれた。
これから先、私が心に留め置いておきたいこと、積極的に取り組みたいことはこんなことだ。
・「ありがとう」を言う
~今まで以上に。嫌いな人にはなおさら。
・感情より理性を大切にする。物事を俯瞰して見る。
・愛されるより愛する方が幸せ。
・口からヘビを出して生きるより、宝石やお花を出して生きる。
・いつも微笑みを絶やさない。待たれる人になる。
・ハッピーエンドのドラマを思い描く。自分自身でそれを創り上げていく。
・自分の身の丈に合った暮らしをしながら、よりよく生きようと心がける。
こうして抜き出してみるとシンプル過ぎて、なぜそうすることが自身の幸せにつながるのかわかりにくいかもしれない。
もっと詳しく知りたい方は、是非実際に手に取って美輪さんワールドに浸ってもらいたいです(*´ω`*)
この本は様々なテーマから書かれているけれど、最終的には、
自分が選び取り行動した結果が今の自分なのだということに尽きるようだ。
そしてこれは、前に紹介したアドラー心理学と共通している。
それをより具体的に、こういう行動を選び取っていくといいですよと示してくれているのが美輪さんの言葉だ。
私は選り好みをしない性格で、何でも素直に受け入れてきたと思っていたけれど、意外に
「自分はこういう性格だ、こういう考え方をするのだ、こんな行動をとることはできないのだ」
と決めつけがちなのだということに気付いた。
早い話、頑固で意固地だ。
私って子どもだなあと思ったら、何だか少しおかしくなってきた。
意地を張るのはやめ、思い込みを捨て、何でもやってみたいと思う。
やってみるのに、年齢も性別も、置かれた環境も関係ないと美輪さんも言っている。
今日行ったコンビニで、きっと野球をしているのだろうという雰囲気の学生アルバイトさんに接客してもらった。
初々しくとても一生懸命さが伝わるレジ対応をしてもらって気持ちが良かったので、袋詰めしてもらった商品を渡されたとき、私も思い切って「ありがとう!」と言った。
自分の中での挑戦。
とても晴れやかな気分になれた。
多分ちょっとだけ私の世界は変わった。