マイカー通勤を利用した英単語学習に、『新TOEIC TEST出る単特急金のフレーズ』を始めました。
【一冊やりきる】
さて、以前紹介した雑誌『プレジデント英語の学び方』で多くの講師や著者が仰っているのは、
「まずは1冊やりきること。」
でした。
基本ですが、飽き性の私はここが突破できないのです。
でも、今年こそはTOEICを受けるとブログで公表したからには、それなりの結果を出したいという欲が出ているので、達成できるはずです( `―´)ノ
また、単語学習に関しては、動詞を優先的に覚えるのがコツだそうです。
それは、動詞の意味さえ分かれば文脈が分かるからという理由です。
この点を抑えて、一度に覚えきれないからやらないのではなく、とにかく最後までやりきろうと決意しました。
【隙間時間の活用】
毎日継続するための時間を作るのは、意外と大変です。
ゲームなどは隙間時間をうまく見つけてちょこちょこレベルアップしたりできるのに、勉強となるとなぜか脳が自然と拒否してしまうようです( TДT)
でも、やりたいことを我慢するのもきっと良くないはず!!
ということで、通勤時間を利用することにしました。
毎日片道40分もかけて車通勤している私ですが、これをただ音楽を聞いて過ごすだけでは勿体ないと、やっと思えるようなりました。
そして実際にやってみて、このように感じました。
長所
・英訳を聞いてその場で発声できる。
・テキストを見ない分、発音の聞き取りに集中できる。
短所
・聞き取れなかった単語の綴りや意味をすぐに確認できない。
・あまり集中しすぎると運転が危険(-_-;)
私がこの通勤時間学習を始めて2週間経ちます。
最初は聞き取れなかった単語や英文が、何度も繰り返し聞いているうちに、少しずつ聞き取れる部分が多くなってきています。
以下、私が使っているテキストを紹介します。
【『新TOEIC TEST出る単特急金のフレーズ』】
この本は、隙間時間を利用した学習に特化していると思います。
(特徴)
1.音声が無料でダウンロードできる
2.1つの単語を使った例文が短めなので、繰り返し学習する際の負担が少ない
3.600点レベル、730点レベル、860点、990点と区切られているので目標が定めやすく、学習しやすい。
4.収録単語数1000語と少なめなので、一冊やり切るまでのモチベーションが下がりにくい
5.TOEICテスト出題傾向の豆知識が面白い。
1. 通勤時間を利用するということで、テキスト選びに音声データがあることは必須でした。
といっても、殆どのテキストにはCDが付属していたり、別売りであったりするのですが。
『新TOEIC TEST出る単特急金のフレーズ』では、HPから無料でダウンロードできるので、音声の保存先は自由です。
通勤に電車等を利用される方はスマートフォンに保存するのが便利でしょうし、私のようにマイカ―通勤であれば、CDやSDカードに書き込むのがおすすめです。
2.通勤時=運転時で、テキストの確認ができないので、耳だけが頼りです。
その際、単語の羅列だけでは記憶に残りにくいですし、飽きてしまいます。反対に長すぎても頭で処理しきれません。
私にとっては丁度良い長さで、無理なく追っていけます。
3. 私はまだ600点レベルを繰り返し学習しているところです。
このレベルは覚えてはいないけど、一度は目にしたことがある単語が殆どです。その記憶が少しずつ定着していくという達成感が得られやすく、モチベーションが維持できます。
最後までざっと目を通したところ、レベルが上がっていくにつれ、徐々に「一度は目にしたことがある単語」が減っていきました。
最後までやり切ることが目標とはいえ、続けやすさは大事だと思います。そういった点で、この本におけるレベル分けは絶妙だと感じました。
4. 上記の内容と重なりますが、全てやり切っても1000語と少ないので、達成感を味わい安く、やる気が維持できます。
5. 語句に対する解説が、試験に直接役立つものだけでなく、ちょっと変わった角度から見た面白いものがあります。
例えば「bargain」という語の解説には、
ちなみに、TOEICの世界では、「お買い得品」と銘打たれた商品が、どう見てもあまりお買い得ではないケースもある。
とあります。
覚えるべき内容ではありませんが、こういった解説があると記憶に残りやすいですし、TOEICの問題文の傾向にまで興味を持てて一石二鳥です!
※補足
この本に収録されている単語はTOEICの出題傾向に特化しているので、中学校レベルくらいの基本的な単語は、他の基本的な単語集で補完する必要があります。
【気になる点】
この本に満足している私ですが、気になることが2点あります。それは、
・発音記号が載っていないこと
・女性のネイティブの方の発音にややクセがある(と感じられる)こと
です。
発音記号があれば完璧に発声できるわけではないのですが、耳だけで聞き取れないとき、補助的なものとして載っていれば、他でわざわざ調べる手間が省けて便利なのにと思いました。
発音のクセについては、個人的に聞き取りづらいと感じる単語がいくつかあると感じました。
しかし、実際のTOEICや模試等を受けたことがないので分かりませんが、いろいろな発音になれていたほうが良いのなら、いい勉強になると思います。
以上、マイカー通勤を利用した、隙間時間活用学習法でした。
一冊やりきる。
毎日続ける。
まずはこれを目標に、頑張ります!!( ・∀・ )ゞ