ダーリンの頭ン中
- 作者: 小栗左多里,トニー・ラズロ
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2005/03/04
- メディア: 単行本
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▶英語も日本語も難しい
仕事に英語がちょっとだけ必要で、やり直し英語をしている真っ最中!
なので英語学習に関する本が気になり、手に取った本です。
13年前に刊行されて何と100万部も売れたという、
ダーリンは外国人 (メディアファクトリーのコミックエッセイ)
の筆者と、そのダーリンとの共著。
私の大好きなコミックエッセイで、この本には言葉のトリビア的な話が詰まっています。
中でも私が興味を持ったのは発音に関する内容です。
「THE」の真実
ネイティブは「ジ」と読むか「ザ」と読むか意識していないそう。
じゃあどっちでもいいのかというと、そういう訳でもない。ただ、
”ネイティブは母音の前の「the」を「ジ」と読むとは教わらない”
”何をどのくらい「ザ」と言うのかは国や地域、または環境などによって違う”
ということは言えるようです。
英語も意外と曖昧なんですね~。
「V」のくちびる
何と! 「V」の発音は唇をかまない そうです!
衝撃!!!
現在の中学・高校英語教育がどのようにされているかは知らないのですが、
教科書英語が全てではないのだなあ…と改めて思い知らされました。
「日本語は1つのカナに1つの音!」ではない
日本語は「あ」なら「あ」と発音するのに、
英語は「a」を「ɑ」や「æ」や「ʌ」と読んだりで大変!と思っていましたが、
実際は発音が文頭か文の最後かで違ったり、くっつく音によって変わったりと、日本語もなかなか厄介なヤツらしいのです。
第二言語を習得する難しさってお互いさまのようです。
なぜここはコウナルノカ!なんて深く考えずに、そういうもんだって思って楽しみながら学ぶのがいいかもと思えてきました。
それと薄々感じていたマンション・アパートのそれってどうなの?っていうネーミング。
例えば
パレス○○
は、王族が住んでるの!?って感じだし、
デンタルヴィル○○
は、直訳すると歯の村…。
これらはネイティブから見てもやっぱり変みたいです。
そもそも欧米では、建物に名前がついていない場合が多いそうです。
その代わりどんな小さな通りにも名前がついているから、住所で困ることはないようです。
著者の1人トニーは語学オタクのようですが、そこまでいかなくても
こういう「へ~」という事実を知って、楽しく語学学習をしていきたいと思えました。
<まとめ>
語学学習って難しくって当たり前!
だけどちょっと面白い