keronote’s blog

本の紹介、英語学習の記録を中心に、PC・スマホ関連、日々の生活のお役立ちネタも交えながら色々と書いていきます。少しでも楽しんでいただけたら、また何かの役に立てれば幸いです。

タロット占いが当たる訳

私は占い全般が好きなのですが、その中でちょっと特殊だと感じるのがタロット占いです。

 

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星座占い・血液型占い・数秘術・六星占術・姓名占い・手相占いなど、他の多くの占いは、対象者自身の情報を元に占われます。

しかし、タロット占いは原則として、その人自身に関連する情報は抜きで行われることが多いという点で、他とは一線を画しているように思われます。

(但し、占星術を組み合わせた、ホロスコープスプレッドというものもあります。)

 

選ばれたカードに描かれた、様々な事柄を暗示する絵から占い結果を読み取れることに、神秘的なものを感じ、幼い頃から関心を持っていました。

でも、絶対的な基準値がないので、誰かに占ってもらうか、自分で占うしかありません。

カードはその気になれば買うことができましたが、カードの意味を読み取ることが自分にはできないという思いから、長年タロット占い手の届かない憧れの占いでした。

 

■パソコンと占い

しかし今、タロット占いは信じられないくらい身近になりました。

それはまさに、インターネットの普及による恩恵(ちょっとオーバーかもしれませんが)と言っていいのではないでしょうか。

パソコン上、またはスマホ上で、タロットをシャッフルすると、あとは占い内容に合ったスプレッド(場へのカードの並べ方)を選択して、カードが展開されるのを待つだけです。

 

占いというと、専門的な知識と特別な能力が必要とされるようなイメージがありますが、蓄積された膨大なデータを基にするという、統計学的な側面もあるので(否定的な意見もありますが)パソコン・スマホ等との相性は抜群なのです。

 

勿論、占う内容によってはマンツーマンでアドバイスを受けられる従来型の占いが優れていると思います。

 

占いというと、静かでほの暗い所で行われるというイメージがありますが、ネット占いは正にいつでもどこでも出来るほどお手軽です。

それでもやはり、占いたい事柄に集中することは重要です。

神秘的な雰囲気のサイトを訪れると、自然と集中力の高まりを覚えます。

また、タロットのシャッフルやカードが配られる様子をJavaで表現することで、臨場感もアップします。

それらは、見た目の演出の派手さだけでなく、そこへ気持ちを集中する手助けとなる効果を生みだしているといえます。

 

■果たしてネットのタロット占いは当たるのか

こんな風に、今やパソコンやスマホで気軽にできるタロット占いですが、自分でもタロット占いができるようになりたいと思っているので、タロットカードと数冊の本を買い、練習しています。

まだ、カードの意味を全ては把握していないし、そこから導き出すアドバイスも不完全です。

 

占い方法自体は簡単ですが、カードの解釈が難しいのがタロット占いです。

これは、経験を積むしかないなというのが、何度かやってみて思うところです。

そうして何度か自分で占っていると、不完全ながらもカードが示す意味が何となく分かるようになってきました。

 

そして、自分で占った内容と同様の事柄をネットでも占ってみたところ、カードの示す意味はほぼ同じでした。(スプレッドは異なるので、全く同じカードが出たわけではありません)

 

本来は、同じ内容を繰り返し占っても意味がないとされています。

好ましくない占い結果が出たからといってやり直すことに意味はありません。

それよりも、なぜそのカードが出たのか、それをいい方向に変えていく為にはどうすればいいのかを考える方が、はるかに建設的なのです。

 

それにしても、タブーというほどではないにしても、あまり好ましくないことをしたわけですが、占った結果は結局似通ったものでした。

これはつまり、占者が人であれPCであれ、その媒体はあまり関係ないということを示しているのではないかと思うのです。

 

大切なのは、占う内容を強く頭に思い浮かべること。

集中してシャッフルをする、カードをカットする、タップする等を行うことだと思います。

「思い」というものは客観的に測ることができないので、実証するのは不可能です。

それでも、強い思いは現在の状況や未来を変えることはできなくても、それらを指し示すことだけはできるのではないかと思うのです。

 

これは何もタロット占いに限ったことではないと思います。

神社などで願い事をするとき、合格祈願・安産祈願・縁結び・商売繁盛等々あると思いますが、厳かな場所で、心をその願いに集中させるのではないでしょうか。

その時のような気持ちで占えば、手段はどうあれ、導き出される結果は変わらないだろうと思うのです。

 

私は時々、「タロット占いでリスナーの悩み相談をする」というラジオ番組を聞いています。

当然相談者さんが直接タロットに触れることはできませんが、そこで選ばれたカードは、相談内容の解決の糸口になっていると感じます。

つまり、占ってもらう側の思いだけでなく、占者がどれほど占う相手に寄り添えるかということが重要だということです。

 

だから、こんな風に思いが込められるタロット占いは、より「当たる」と感じるのだと思います。

 

タロット占いで重要なのは、何を占いたいのかを明確にすることです。

そしてそこから導き出されたカードをどう解釈し、どう未来へ生かすのかというところまで考えを巡らせることが大切なのです。

 

私にはまだ難しいですが、自分以外の誰かを占いたいという思いがあります。

その時には、タロットで占った結果をそのまま伝えるのではなく、その先へつなげていけるようなアドバイスができるように、勉強していきたいと思うのでした(*’ω’*)