keronote’s blog

本の紹介、英語学習の記録を中心に、PC・スマホ関連、日々の生活のお役立ちネタも交えながら色々と書いていきます。少しでも楽しんでいただけたら、また何かの役に立てれば幸いです。

読書通帳

読書通帳ってご存知ですか?

 

私が読書通帳を知ることとなったきっかけは、ラジオで聞いた市の広報番組でした。
その中で、福山市政100周年記念行事の一環として、読書通帳の配布をしていることを聞き、

「面白そう!!読書通帳っていったいどんなものなんだろう。」

と興味を持ったのです。

 

読書通帳とは~機能と種類と魅力

 

読書通帳は、2010年山口県下関市立中央図書館が始まりだそうです。
老朽化の進んだ図書館が再開発により、DREAM SHIP(ドリームシップ)という、生涯学習施設との複合施設として生まれ変わった際、導入されました。

詳しい内容や経緯等につきましては、以下をご覧ください。
(出典:やまぐち経済月報2010.6

 http://www.yama-kei.com/pdf/chiiki1006_dreamship.pdf

 

読書通帳と一口に言っても、自治体により様々な方式が採られています。


1.読書通帳機型

専用の機械に銀行の預金通帳そっくりの読書通帳を入れると、
借りた日や書名、作者名などが印字されます。
さらに秀逸なのは、図書の定価が記帳される点です。
通帳のページが埋まっていく喜びに加え、定価の総額まで分かることで、より本物の通帳らしさがアップし、また、沢山本を借りたいと思わせることができると思います。

 

以下、読書通帳機の開発・販売元である

UCHIDA(内田洋行)のサイトです。
http://www.uchida.co.jp/ulius/service/readbook.html


2.お薬手帳型(シール)
お薬手帳のように、借りた本の情報が印字されたシールを自分で貼っていきます。
「シールを貼る」といった行為自体が楽しいので、子どもうけしそうなシステムだと思います。

 

以下は実際にこの方式を導入されている
兵庫県多可町図書館のサイトです
http://www.library.taka.hyogo.jp/notebook.html


3.印刷するなどして自分で記入型
これは私が小学生の頃学校で記録していた読書カードに近いような気がします。
「自分で書くのは面倒」という人も少なくないと思うので、このタイプのものを普及させるには、何かしら工夫が必要なのではないかと思います。

 

 

福山市の読書通帳


福山市では市政施行100周年記念事業の一環として、2015年7月1日~2017年3月31日まで先着10000冊を配布。
福山市内の7図書館いずれかに申し出ると、1人1冊もらうことができます。

サイズ・ページ数とも、お薬手帳にそっくりです。


表紙のキャラクターは2014年に小・中学生から公募され最優秀賞をとった作品です。
ちなみに頭に乗っている変わった形の帽子(のようなもの)は、福山市章をかたどったものと思われます。

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中はシンプルで、日付、書名、著者、メモの欄があります。
全部で100冊分記入できるのは、市政100周年にかけているからに違いありません。
右隅にパラパラ漫画が描かれているのが、ちょっと頑張ったぞ!という雰囲気を醸し出していて微笑ましいです(^ω^) 

 

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そして100冊読み終えた読書通帳を図書館へ持っていくと、
認定シールがもらえます!!

 

。。。

 

もう少しモチベーションがあがるものがいいな~ なんて思うのは贅沢かな( ̄▽ ̄)

 

大人だし好きで本を読んでいるのだし、ご褒美なんていらないのだけど、もう少しわくわく感欲しいかなと。
結果でなく過程を面白くする工夫ができれば!と思うと、やはり読書通帳機型やお薬手帳型のアイデアは秀逸だと思います。


何はともあれせっかく手に入れた読書通帳。

あれこれ言わず100冊読破して、認定シールを披露したいなと思います!( ・∀・ )ゞ